今度こそダイエットを成功させる10の方法#09|食事のタイミングで代謝を味方に

今度こそダイエットを成功させる10の方法#09|食事のタイミングで代謝を味方に

「何を食べるか?」にはこだわるのに「いつ食べるか?」には無頓着──
それ、かなり損してますよ。
とくに更年期の身体は、体内時計の乱れにとっても敏感。食事のタイミングを整えることこそが、代謝アップと脂肪蓄積予防のカギになります。

今回は、痩せスイッチが入りやすくなる「食べるタイミング(時間)」について解説していきます。

目次

食事と体内時計の関係

私たちの身体には「サーカディアンリズム(概日リズム)」という24時間の生体リズムが組み込まれています。このリズムに従って、消化酵素やインスリン、脂肪の代謝ホルモンなどが働く時間帯が決まっているんです。

つまり、身体が「準備できている時間帯に食べる」かどうかで、同じ内容・同じカロリーでも、太るか燃えるかが分かれるというわけです。

理想的な食事タイミングとは?

では、どうすればこの体内時計を味方にできるのでしょうか?ポイントは次の3つです。

朝と昼にしっかり、夜は控えめ

朝〜昼は、インスリン感受性が高く、エネルギーとして使われやすい時間帯です。逆に、夕方以降は「蓄える」モードにシフト。1日の摂取カロリーを計算した方は、以下のような比率で食事をとると良いと思います。

  • 朝食:全体の30〜40%
  • 昼食:30%前後
  • 夕食:20〜30%

つまり、「朝:昼:夜=4:3:3」または「3:3:2」が理想的なバランスです。

朝が弱いKEIさんは、朝4が無理です(笑)昼にボリュームを持っていきます。この比率を守らなければいけないというわけではないので、体調や体質に合わせて良いと思います。ただ、夕食のボリュームは下げた方が良いですね。

夕食は寝る3時間前までに済ませる

睡眠中は消化機能が低下するため、寝る直前に食べると未消化の栄養が脂肪に直行します。
また、就寝中の体温変動やホルモン分泌にも影響を与え、代謝を下げる原因に。

基本的に20時前までに夕食を済ませるのがベストですが、どうしても遅くなる日は「炭水化物を控えめに、消化の良いものを少量」に抑えるのがコツです。

「食べない時間」が痩せ体質をつくる

食事間隔も大切です。次の食事までの間に4〜5時間空けることで、インスリン感受性が高まり、脂肪燃焼モードにスイッチが入ります。
一方で、間隔が長すぎると「血糖値スパイク(乱高下)」が起きやすく、逆に脂肪を蓄えるモードになるので要注意。

話題の「16時間断食」ってどうなの?

最近よく耳にする「16時間断食(インターミッテント・ファスティング)」。
「1日2食で痩せる」「胃腸を休めてデトックス」など、SNSでも話題になっていますよね。確かに短期的に体重が落ちる人もいますし、医学的にもいくつかのメリットが報告されています。

ですが――。

結論:更年期女性が取り組む場合は慎重に。

断食=悪ではありませんが、更年期の身体とは相性が悪い場合もあるんです。
その理由を、以下にしっかりとご説明します。

ホルモンバランスが乱れている時期にはリスクになる

更年期はエストロゲンとプロゲステロンの変動が激しく、ただでさえ血糖コントロールが不安定。
16時間も何も食べない時間を設けると、血糖値が下がりすぎてイライラや頭痛、不眠、暴食リバウンドなどにつながることがあります。とくに朝食を抜くパターンの16時間断食は、日中の集中力・気力・代謝にも影響を与えるため注意が必要です。

筋肉が落ちやすくなる可能性も

16時間食べない間、身体は脂肪だけでなく筋肉もエネルギー源として分解しやすくなる傾向があります。
筋肉は基礎代謝を支える大切な資源。とくに貯筋が勝負の更年期において、筋肉の減少は「リバウンド体質」への第一歩です。

長期的な継続が難しい人が多い

一時的に「痩せた!」という声は聞きますが、数ヶ月後にはリバウンドしているケースも非常に多いのが現実。
理由は明白で、空腹に耐えることがストレスになり、暴食や夜食へつながるから。「合う人には合う」けれど、万人向けの魔法の手法ではないというのが本音です。

睡眠の質を下げることも

16時間断食を始めてから「夜中に目が覚めやすくなった」「寝つきが悪い」という人も少なくありません。
これは、低血糖やコルチゾール(ストレスホルモン)の上昇が原因と考えられます。

とくに更年期女性にとって、良質な睡眠こそ脂肪燃焼と代謝改善の土台。その睡眠を犠牲にしてまでやるべきことかは、慎重に見極めたいところです。

午後の間食タイムは戦略的に

次の食事までの間に4〜5時間空けることをオススメしましたが、会社にお勤めの方はランチから夕食までの時間が結構空いてしまう方も多いと思います。

そこで、可能ならば、間食を上手に取り入れて欲しいなと思います。特に午後2時〜4時の間は、血糖値が下がりやすく、エネルギー切れを感じやすい時間帯。このタイミングで、高たんぱく・低糖質の間食を少量入れることで、夕食時のドカ食いを防げます。

たとえば…

  • ナッツ数粒+ゆで卵
  • ギリシャヨーグルト+ベリー
  • 高カカオチョコ1〜2枚+チーズ少量

血糖の安定にもつながり、結果的に脂肪蓄積の予防につながります。

まとめ|食事時間を整える=体脂肪を制する

食事の内容より「時間」を変えた方が、効果が早く出ることもあります。もちろん、食べすぎてちゃ時間を整えてもダメですけど(笑)
とくに更年期の身体には、規則正しさが最大の味方。

  • 朝を抜かず、しっかり食べる
  • 夜は控えめに、早めに済ませる
  • 食事と食事の間に余白(空腹時間)をつくる
  • 間食は計画的に摂る

未来の脂肪を減らすために、今日の「食べる時間」を見直してみましょう。

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